一人暮らししたいけど、親から反対されている大学生。
一人暮らしをすることで、自立し、成長することができます。
でも、自分で決めたことを親に反対されると、どうしても悩んでしまいますよね。
そんな大学生の皆さんに向けて、今回は親から一人暮らしを反対された時の対処法やフレーズをご紹介します。
自分の思いをしっかりと伝え、理解してもらい、一人暮らしに向かって、前に進んでいきましょう。
大学生が一人暮らしするのに親から反対される理由一覧
大学生が一人暮らしすることに親から反対されるケース、意外と多いですよね。
例えば、「家から通えるのに、何で一人暮らしが必要なの？」と聞かれた経験がある方も多いかと思います。
そこで、今回は「大学生が一人暮らしするのに親から反対される理由」を3つご紹介します。
親から反対される理由には、費用面、安全面、生活や家事面での不安があります。
費用面での理由としては、家賃や生活費がかかるということがあります。
また、一人暮らしに必要な家具や家電などを揃えるのも、なかなかお金がかかり大変ですよね。
安全面での理由としては、一人暮らしにはリスクが伴うということが挙げられます。
事件や事故が起こる可能性があること、そして、家に誰もいないことが原因で、不審者に狙われることもあるということも、親が不安に思う理由の一つかもしれません。
生活や家事面での不安としては、洗濯や掃除、料理などの家事が苦手な場合や、一人で生活するのが初めてである場合などがあります。
以上、大学生が一人暮らしするのに親から反対される理由をご紹介しました。
次に、それぞれの理由に対して親がどのような言葉をかけてくるのか、そしてどのように対処するか、フレーズをご紹介していきます。
【理由別】大学生が一人暮らしするのに反対する親を説得させるフレーズ集
費用面、安全面、生活や家事面が反対の理由になっているとき、それぞれの理由に応じたフレーズをご紹介します。
親しみやすい表現を使いながら、親の気持ちに寄り添うフレーズをご用意しています。
「費用がかかる」という理由の場合
まずは、費用がかかるという理由に対する説得フレーズをご紹介しましょう。
大学生が一人暮らしをすることで、自立するための貴重な経験を積めます。今後の人生において、お金に対する意識が高まり、将来的にもよりよい選択ができるようになります。
一人暮らしは、大学生の成長にとって必要不可欠なものです。今後、社会人として生きていくうえで、一人暮らしで得た経験が大いに役立ちます。費用は、その価値を考えれば妥当なものです。
「安全が心配」という理由の場合
次に安全面が心配という理由に対する説得フレーズです。
一人暮らしをすることは、もちろん安全面でのリスクが伴います。しかし、私は○○（例えば、防犯カメラを設置する、周囲の人々に挨拶をするなど）ということをすることで、安全面でのリスクを最小限に抑えることができます。
安全面でのリスクを考えることは大切ですが、それだけを理由に一人暮らしを諦めるのは勿体無い気がします。一人暮らしは、社会人になる前に大学生の成長にとって必要不可欠なものであり、その貴重な経験を手に入れられます。
「家事や生活面で不安がある」という理由の場合
最後に「家事や生活面で不安がある」という理由に対する説得フレーズです。
3つご紹介します。
1つ目は「最初に自分で試行錯誤して、解決策を見つけてから、親に報告するフレーズ」がこちら。
最近、掃除や洗濯、料理など、家事についても自分でやってみたんですが、やっぱり親が思っているよりも自分でできることが多かったです。毎日の生活も楽しめるようになったので、一人暮らしも大丈夫だと思います。
続いて「家事ができなくても、アルバイトをして生活費を稼いでいる」ことを伝えるフレーズです。
家事に不安があると言われましたが、自分でやるのは大変かもしれませんが、今までの生活費を稼ぐアルバイトは続けながら、共同生活をするシェアハウスに住むことにしました。家事はみんなで分担してやっていますので、安心してください。
3つ目が「共同生活に関する情報を提供する」ことを伝えるフレーズです。
「不安なことがあるようでしたら、一度、シェアハウスの見学に一緒に行きましょう。みんなが共同で暮らすためのルールやマナーもしっかりと決まっていますし、防犯カメラも設置されています。」
以上、親が反対する3つの理由に対するフレーズでした。
【親のタイプ別】大学生が一人暮らしするのを押し切るフレーズ集
大学生が一人暮らしすることに反対する理由は、親のタイプによっても異なってくることがあります
ここでは、親のタイプごとにどのようにフレーズを使って説得すれば良いのか、解説していきます。
過保護タイプの親の場合
一人暮らしは、大人になるための大切な経験だと思うんだ。私も責任を持って生活できるように、一人暮らしをすることで成長できると思っているんです。
一人暮らしをすることで、自分自身をしっかりと見つめ、成熟した大人になることができると思います。お母さん（お父さん）も、今までしっかりと育ててくれたからこそ、一人暮らしをして、自分自身を育てることができると思います。
過保護な親は、子供を守りすぎるあまり、自立する機会を与えないことがあります。
このフレーズでは、親の育て方に感謝しつつ、自立することでその成果を実感できることを伝えています。
過干渉タイプの親の場合
私が一人暮らしをすることで、自立するための大切な経験を積むことができます。自分で料理を作ったり、洗濯をしたりと、自分でできることが増えることで、将来の生活も安定させられます。
一人暮らしをすることで、自分で生活をすることができるようになります。今まで、お母さんに頼りすぎていたことを考えると、私にも責任を持って生活することが大切だと思います。
過干渉な親は、子供に代わってあらゆることをやりたがります。
このフレーズでは、自分で決断し自分の力で乗り越えることを伝え、親が期待する成長を目指すことをアピールします。
過去に一人暮らしで失敗や苦悩があったタイプの親の場合
お母さん（お父さん）の不安な気持ちはよく分かります。でも、私も一人暮らしには興味があって、自分で色々なことを経験してみたいんです。もし何か失敗してしまったら、その経験から学べると思うんです。お母さん（お父さん）も、失敗をしていないわけではないですよね？でも、その経験がお母さん（お父さん）を強くしてくれたように、私にとっても貴重な経験になると思います。大学生のうちに一人暮らしをしている人はたくさんいるし、私も一人暮らしをやってみたい思っているんです。
このフレーズは、親の失敗には直接触れず、自分の立場を説明しながら、失敗から学ぶことができるというメリットをアピールすることで、親の理解を得ることを狙いとしています。
以上、親のタイプごとに適切なフレーズを使って、一人暮らしに反対する親を説得する方法を紹介しましたが、大学生にとってもこれは大変な課題です。
特に、親が過保護すぎたり、過干渉すぎたりする場合は、自分で押し切ることができず、親の言いなりになってしまうこともあるでしょう。
こうした場合、大学生が自分の気持ちを伝え、親と話し合うためにも、自分自身の準備が必要です。
言い出すときの準備も後述しますね。
大学生が一人暮らしの反対を押し切ることで親子関係を悪化させない伝え方のコツ
親の反対を押し切って一人暮らしをすることで、親子関係が悪化することもあります。
そこで、今回は大学生が一人暮らしの反対を押し切ることで、親子関係を悪化させない伝え方のコツをご紹介します。
まず、親が反対する理由をきちんと理解することが大切です。
親が心配していることや不安なことを聞き出し、それに対する答えを準備しましょう。
そして、親の気持ちに寄り添った上で、自分がどうして一人暮らしをしたいのか、どんなメリットがあるのかを丁寧に伝えましょう。
- 一人暮らしをすることでどういったスキルを身につけられるか
- どんな成長が見込めるか
- 自分自身が何をしようとしているのか
などを具体的に伝えると効果的です。
さらに、親と話をする際には、相手の言葉に共感し、理解を示すことが大切です。
親の気持ちや意見を軽視せず、受け止め、その上で自分の意見を述べるというのが理想です。
時間をかけて、少しずつ相手の気持ちを理解し、お互いに妥協することで、親子関係を悪化させずに一人暮らしをすることができます。
親子関係は一生ものです。
一人暮らしをすることで関係が悪化することは避けたいものですね。
一人暮らしに反対する親に言い出す前の大学生がするべき準備やメンタルを整えるポイント
一人暮らしを始めたいと考えている大学生の方々にとって、親に反対されるというのはとても辛いですよね。
その前に、自分自身が準備すべきことをしっかりと整え、親に対して伝えるためのメンタルを整えることが大切です。
まずは、一人暮らしに必要な物品や費用、生活スタイルを自分なりにリサーチしてみましょう。
将来の目標や今後の生活プランも考えながら、自分が一人暮らしをすることでどのようなメリットがあるか、まとめておくことが必要です。
また、親に対して一人暮らしをしたい理由を明確にすることも大切です。
例えば、「自立したい」「自分の時間を大切にしたい」といった自己実現や、将来的に仕事や勉強のために必要だからといった具体的な理由を伝えることで、親にも理解してもらいやすくなります。
親に一人暮らしをしたいと伝える前に、相手の立場になって話し合うためにも、自分自身の気持ちをしっかりと整理することが大切です。
大学生が親に一人暮らしの許可をもらうときの話の切り出し方
一人暮らしを始めたいと思ったら、まずは親に許可を得ることが大切です。
しかし、親に一人暮らしの許可をもらうこと自体が簡単なことではありません。
親との関係が良好であればあるほど、許可をもらいやすいとは言えません。
そこで、親に一人暮らしの許可をもらうためのコツを紹介します。
具体的なプランを提示する
親に一人暮らしの許可をもらうためには、具体的なプランを提示することが大切です。
どこに住むのか、どのように生活費を稼ぐつもりなのか、どのように家事をこなすつもりなのか、などを事前に考え、親に説明しましょう。
プランがあるということは、一人暮らしについて真剣に考え、自分で責任を持ちたいと思っているということです。
それによって、親の信頼を得やすくなります。
相手の気持ちを汲んだ言葉遣いを心掛ける
相手の気持ちを汲んだ言葉遣いを心掛けるとともに、自分の気持ちを伝えることが大切です。
例えば、「先日、友達が一人暮らしを始めた話を聞いて、自分も一人暮らしをしたくなったんです」というように、自分が一人暮らしをしたい理由や、周りで一人暮らしをしている人がいることを伝えることで、理解してもらいやすくなるでしょう。
また、「家事や生活面で不安があると思いますが、実は自分も不安な部分があって、そういったことを学んで成長したいと思っています」といったように、親が心配することに共感を示し、成長するための意欲を伝えることも有効です。
思いが伝わりやすい時間に伝える
具体的な話し方としては、食事中などリラックスした時間帯に話を切り出すことがおすすめです。
また、直接顔を合わせて話すのが難しい場合は、メールや手紙などで伝えることもできます。
相手の反応を尊重しつつ、コミュニケーションを大切にすることが、円満な話し合いの鍵となります。
大学生が親に内緒で一人暮らししたときの事後報告の注意点
一人暮らしを決めたら、親に内緒で一人暮らしを始めるという選択肢もあります。
しかし、長期的に見たときには、親との信頼関係を損なってしまう可能性があるので、できれば親に相談することをお勧めします。
もしも内緒で一人暮らしを始める場合は、事後報告をすることが重要です。
事後報告をする際には、以下の点に注意しましょう。
事後報告の注意点①：早めに落ち着いて連絡する
まず、事後報告のタイミングですが、一人暮らしを始めたら、早めに親に報告することが望ましいです。
遅れると、親から信頼を失うだけでなく、さらに大きな問題を引き起こす可能性もあります。
できるだけ早く、自分の身の回りの状況を報告しましょう。
報告の際には、落ち着いた状態で話をすることが大切です。
怒ったり、動揺した態度で話をすると、親に悪い印象を与えてしまいます。
相手の気持ちを汲んだ言葉遣いを心掛け、親に対して丁寧な態度で接しましょう。
事後報告の注意点②：謝罪の言葉を加える
また、事後報告には、親に対する謝罪の言葉が必要です。
親に内緒で一人暮らしを始めることは、親からの信頼を裏切ることになります。
そのため、親に謝罪の言葉を伝えることが大切です。
事後報告の注意点③：親を安心させる言葉をかける
最後に、報告後には、親の気持ちを汲みながら、一人暮らし生活を送るようにしましょう。
親が心配する点には、十分注意を払い、親に安心してもらえるように行動することが大切です。
例えば、「実家に帰る予定があるので、そのときは家族との時間を優先するよ」というような言葉で、親に安心感を与えることができます。
大学生が親に内緒で一人暮らしした後の事後報告フレーズ
親に内緒で一人暮らしをしてしまったことに対して事後報告した場合、親は落ち着いて受け止められるとは限りません
そこで、事後報告を行う際には、親が安心して受け止められるように、注意点を押さえたフレーズをご紹介します。
事後報告フレーズその①
親としては、何も言わずに一人暮らしを始めてしまって、ご迷惑をおかけしました。ですが、おかげで自立することができました。これからも、親の心配をよそに、頑張って生活していきますので、どうか見守っていてください。
このフレーズでは、まず親への感謝の気持ちを伝えることで、親の気持ちを汲んでいます。
そして、自立することができたことを報告し、今後も自立して生活していく決意を示しています。
最後には、「見守ってほしい」という思いを伝え、親に対して信頼を示します。
事後報告フレーズその②
今まで、親に内緒で一人暮らしをしてしまって本当に申し訳ありませんでした。ですが、自分で考え行動することの大切さを知ることができました。これからも、一人暮らしをしながら、しっかりと学業に取り組んでいきますので、どうか見守っていてください。
このフレーズでは、自分が悪かったことを認め、申し訳なさを伝えることで、親に対する謝罪の気持ちを示します。
また、自立することの覚悟を伝え、学業に取り組む姿勢を示すことで、親に対して信頼を示しています。
事後報告フレーズその③
ずっと前から一人暮らしに憧れがあって、自分で生活をしてみたいと思っていました。でも、お母さんやお父さんが心配するのも分かっています。でも、この経験を通して自立するためにも、自分の力で生活してみたいと思っていました。勝手に一人暮らしをすることになりましたが、今後も仲良くしてほしいです。
このフレーズでは、自分が一人暮らしをしたいという気持ちを伝えるとともに、親が心配する理由を理解していることを示しています。
また、親子関係を悪化させないように、今後の関係性を良好に保とうとする姿勢をアピールしています。
このように、事後報告フレーズでは、自分の気持ちを率直に伝えることや、相手の気持ちを尊重することが大切です。
また、今後も良好な関係を維持するために、相手とのコミュニケーションを大切にし、お互いに理解し合うよう心掛けましょう。
